取引明細 (詳細) について
取引明細 (詳細) は、資産や入出金を管理し、それらの最新の状態を詳細に把握および分析したい人に適しています。多くの場合、取引明細 (詳細) で把握できる詳しい情報は、入念な予算の作成や長期計画、税額の分析などに活用されます。
取引明細 (詳細) を最新の状態に保つには、オンライン更新を利用して、銀行や証券会社から情報をダウンロードするのが簡単です。Money では、支払先/支払元の情報が認識されると、ダウンロードした取引が自動的に費目に分類されます。必要に応じて、ダウンロードした取引に詳細な情報を追加できます。取引を手入力して、資産情報を更新することもできます。
資産や入出金を手間をかけずに管理し、更新を容易にするには、取引明細 (標準) を使用してください。
取引明細 (詳細) には、次のような特徴があります。
- 内訳: 費目をさらに細かく分類することによって、支出を詳細に管理し、内訳レベルでの総計を把握できます。たとえば、車両代をガソリン代、維持点検費、駐車場代に分けて管理できます。
- 取引の詳細の入力: 銀行で処理済みではない取引の詳細な情報を手動で入力できます。
- オフラインでの資産管理: オンライン更新で情報をダウンロードせずに、すべての取引を手入力できます。取引明細の (詳細) ではオンライン更新を利用できますが、必ず使用しなければならないわけではありません。
- 取引に関する備考の入力: 取引ごとに備考を入力することによって、費目名や内訳だけでは把握できない情報を追加できます。
- 取引の分割: 1 回の購入や預入を複数の費目に分割して割り当てることができます。
- 資産の残高確認: Money に入力した取引を銀行で処理済みの取引と照らし合わせて比較できます。
- 投資の詳細な管理: あらゆる売買や収益分配金、配当の支払などを管理できます。
使用している取引明細の種類は、資産ごとの取引明細の右上を見ればわかります。取引明細 (詳細)、または取引明細 (標準) のいずれかが表示されます。