所得税の実効税率を計算する
所得税の実効税率とは、課税対象所得の総額に対する支払税額の比率です。実効税率は限界税率より低く、限界税率は課税対象所得に対する最も高い税率です。
- 最新の確定申告書から次の情報を探します。
- 課税対象所得
- 税金 (所得税や住民税など) の支払総額
- 所得税や住民税などの総額を年収 (税込み) で除算します。その結果が所得税の実効税率 (課税対象所得の総額に対する支払税額の比率。つまり、所得のすべてに同じ税率が適用された場合に支払う税金の率。 ) です。
たとえば、年収が 500 万円、所得税が 18 万円、住民税が 9 万円とします。この場合、27 万円 (18 万円と 9 万円を加算) を 500 万円で除算すると 0.054、つまり 5.4% となります。
関連項目
[ライフ プランナー] の税率の計算方法について
Money で使用する実効税率が実際と異なる場合